運輸安全マネジメント

運輸安全マネジメントの取り組みについて
「輸送の安全性を確保すること」は、旅客運送事業の原点であり、責務でもあります。輸送の安全を確保するため、事業運営の自律的・継続的な実現と見直し改善を加え、取り組んでおります。

1. 輸送の安全に関する基本方針

『安全・正確・快適な安全輸送の実践と保持』
「安全」が最優先であることを全社員に意識付けし、社内の積極的な意思疎通と、 計画・実施・評価・改善(PDCA)を確実に実施する中で創意工夫により輸送の安全のレベルアップを図ります。

 

2.輸送の安全に関する目標・計画及びその達成状況・安全確保に関する措置

当社は、お客様に「輸送の安全」を確実に提供すべく、 下記の通り実施する目標・計画を定め、 その実現に向けて努力いたします。

事故防止の重点施策と目標

年間重点目標

≪笑顔で『お気をつけて』の声かけの徹底≫

≪追突事故の完全追放≫

≪交差点右左折時、一時停止の徹底≫

令和5年度 第3期事故防止  令和5年10月1日~12月31日(92日間)

スローガン 『先急ぎ禁物!視野を広げしっかり確認
重点目標 A.スピードダウン

B.車内確認

C.後退時再確認

管理目標 ※チャート紙によるスピードチェックの管理

※健康診断受診状況の管理

※適齢診断受診状況の管理

 

目標達成状況
令和5年度第3期(令和5年12月31日現在)の有責事故は16件で前年比7件の増加となっております。原因別では、後退時安全不確認が5件、自車周囲の安全確認不適が3件、漫然運転による前方不注意が2件、車内安全確認不適が2件、路面状況安全確認不適が2件、安全操作不適が1件、運転操作不適が1件となっております。

 

【令和5年度第4期の取組み】

事故防止の重点施策と目標

年間重点目標
≪笑顔で『お気をつけて』の声かけの徹底≫

≪追突事故の完全追放≫

≪交差点右左折時、一時停止の徹底≫

令和5年度 第4期事故防止  令和6年1月1日~3月31日(91日間)

スローガン 『決して慣れない、いつも確実な安全運転の実施』
重点目標 A.スリップ事故の完全防止

B.車内人身事故の根絶

C.後退事故の排除

管理目標 ※チャート紙によるスピードチェックの管理

※所内会議にて情報の共有と伝達

※確実な点呼執行で不正防止

 

運動名 実施期間 運動の重点目標
春の全国交通安全運動 5/11~ 5/20 ・子どもと高齢者の安全確保

・スピードダウン

・居眠り運転防止

・飲酒運転の根絶

夏の交通安全運動 7/13~ 7/22 ・二輪車・自転車乗用中の交通事故防止

・安全意識の向上

・飲酒運転の根絶

・交差点の交通事故防止

秋の全国交通安全運動
飲酒運転防止週間
9/21 ~ 9/30 ・高齢者の交通事故防止・夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止

・シートベルトの全席着用

・飲酒運転の根絶

冬の交通安全運動 11/13 ~ 11/22 ・子供と高齢者の安全確保

・安全意識の向上

・凍結路面等のスリップ事故の防止

・スピードダウン

・飲酒運転の根絶

年末年始の輸送等に関する安全総点検 12/10 ~ 翌1/10 ・安全管理体制の確保・飲酒運転を防止するための体制整備

・気象情報収集、伝達体制の整備

・車両の日常点検整備、定期点検整備の実施

 

令和5年度具体的な取組み

  1. 既存の運行チャート、乗務日報、タコメーターの活用及びその後方管理
  2. ドライブレコーダーの導入及びその後方管理
  3. 安全関連対策費用
  4. 労使による事故防止対策会議の実施(年4回実施)
    (第1期) 令和5年 4月上旬
    (第2期) 令和5年 7月上旬
    (第3期) 令和5年 10月上旬
    (第4期) 令和6年 1月上旬
  5. 役員・管理者による各営業所の早朝点呼の実施・査察 (年4回実施)
  6. 運行管理者、運行管理補助者研修の実施 (年2回実施)
  7. 全営業所職場集会の実施 (月1回実施)
  8. 営業所内意見交換研修会 (月1回実施)
  9. 内部監査の実施と是正措置 (整備:月1回実施)
    (全般:年2回実施)
  10. 薬物検査の実施 (年1回実施、全社員対象)

上記、4~10については別紙輸送の安全に関する計画表の通り。

その他

構内事故防止に付いて
一、構内は徐行運転(時速8キロ以下)
一、走行順路は守る
一、一時停止ラインでは、必ず一時停止
一、構内(駐車場)では他者、歩行者、自転車などに注意し格納、出庫を行う
一、バックの時は人の歩く速度(時速4キロ)で進行、確認はミラーと目視の両方で
上記で挙げた事故防止のポイントを職場集会・個人指導により、完全周知を図り、 併せてワンコール運動の完全実施により、構内事故防止を図る。

3.自動車事故報告規則第2条(重大事故)の規定による事故件数

3.自動車事故報告規制第2条(重大事故)の規定による事故件数  1件

第3期事故件数
令和5年度第3期(令和5年12月31日現在)の有責事故は16件で前年比7件の増加となっており、原因別では、後退時安全不確認が5件、自車周囲の安全確認不適が3件、漫然運転による前方不注意が2件、車内安全確認不適が2件、路面状況安全確認不適が2件、安全操作不適が1件、運転操作不適が1件となっております。

10月 11月 9月 合計
令和4年度 4 1 4 9
令和5年度 6 5 5 16
前年増減 2 4 1 7

5.安全管理規程

※ご参照下さい→【PDF】

6.安全統括管理者

常務取締役 木村 徹也